ブログ

2026.07.20

「みんなのオシゴトークinひらっくVol.3〜〜ママ×起業×仲間で社会を変える〜」の様子をレポート!

「みんなのオシゴトークinひらっくVol.3」の様子をレポート!

2026年3月18日(水)にひらっく、オープンイノベーションスペースにて、「みんなのオシゴトークinひらっくVol.3〜〜ママ×起業×仲間で社会を変える〜」を開催しました。

今回のゲストは、オフィス入居者で一般社団法人 L Create(エルクリエイト)代表理事の畑山明日美さん。畑山さんは、子育てとキャリアの両立を支援する事業をされており、ママフリーランスのためのコミュニティー作りやイベント開催など積極的に行っておられます。

現在の仕事や人生のターニングポイントになった出来事を中心にお話していただきました。

この日の聞き手、進行役を務めたスタッフながはらが当日の様子をレポートします!参加されなかった方もぜひご覧ください。

みんなのオシゴトークinひらっくとは?

みんなのオシゴトークは、2022年4月から枚方市駅前のコワーキングスペース「ビィーゴ」で開催しているトークイベントです。

毎回テーマを決めてゲストの方に働き方やライフスタイルについてお話していただいています。お仕事に関するぶっちゃけトークやなかなか聞けない素朴な質問もできるのが特徴。これまでに、教育、女性の働き方、複業などのテーマで開催しました。

枚方市立生涯学習交流センター・市駅前図書館等ビィーゴ以外でも開催していますが、ひらっくでの開催は今シリーズが初めて。今後は、オフィス入居者、インキュベートルーム入居者の方など地元で起業されている方、フリーランスで活動されている方をゲストにお呼びする予定です。

トークをまとめたZINE制作予定

将来的には、イベントのトークをまとめたZINEを制作したいと考えております。実際に制作できるかどうかは現時点で未定ですが、活字化に耐えるような質の高いインタビューにしていきたい!と思っています。お楽しみに!

当日の流れ

当日は以下のような流れで行いました。

・オープニングトーク

・参加者自己紹介

・トークセッション&質問タイム

・エンディングトーク

自己紹介タイム

まずは参加者の方の自己紹介。3〜4名ずつのグループに分かれてお名前、住んでいる場所、お仕事(普段されている活動)についてお話していただきました。

今回は、畑山さんが子育てとキャリアの両立を支援する事業をされていることもあって、女性の方がいつもより多かったです。他方で、「チームづくりについて学びたい」と来られた男性の方もいらっしゃいました。熱心な方が多く、イベント終了後も会場に残って畑山さんとお話をされていました。

はじめに 畑山さんに聞きたいことは?

ー場が温まったところでゲストトークです。ここからは、私(スタッフながはら)が聞き手になって進めていきます。その前に、参加者の皆さんに質問です。畑山さんに聞きたいことは何ですか?

参加者A「一年前に脱サラして教育関係の仕事をしています。何かしたいけど何から始めていいか。その思いだけでやるのも、やっぱり年齢的にも『現実見ろよ』って思われるのかなって思っていたので、たまたま拝見したこのテーマは、すべて今私がいるステージに近い、「やりたいこと」と「今置かれてる状況」に近いなと思って、そこを一歩踏み出すにはどうすればいいか、ちょっと漠然としてるんですけど聞けたらなぁと思って今日参加させていただきました。

ーありがとうございます。設定したテーマに関心を持って下さったってことですね。他の方は、何かありますか?

参加者B「畑山さんとは面識があって、「思い」の部分はお話を伺ったことがあります。今日は仲間づくりについてお聞きしたいと思ってきました」

ー仲間づくりですか。まさにそういう話をお聞きしたいと思っています。

参加者C「人との交流を広げるにはどうしたらいいか」を聞きたいです」

ー人との交流ですね。これも、お話ししていただきたいと思っています。最後、もう一人ぐらいリクエストありますか?

参加者D「自分も起業して悩んでいる時期なので、そういう時にどんな対応をしているか知りたいです」

ーありがとうございます。みなさんのご意見を念頭に入れて話を進めようと思います。

L Create(エルクリエイト)の事業とは?

ー本日のゲスト、一般社団法人L Create(エルクリエイト)代表理事の畑山明日美さん。まず簡単に自己紹介をお願いします。

畑山:「詳しいことはホームページに載ってるので、簡単にお話します。私は枚方のお隣の交野市に住んでいて、3人の子供がいます。下から小学校2年生、5年生、中学3年生です。本当は子育てしながら働くはずだったんですけど、最初の会社でそれができなくなって退職するという経験をしました。

「働き続けたかったのに辞めないといけない」っていうのが結構大きなきっかけになり、そこから今の活動に繋がってきます。「何でやねん!子育てしながら働かれへんってどんな社会やねん!」という怒りが原動力となって、それに共感してくれる人が周りにたくさんたくさん増えてきたっていうのが今に至るので、その話をこの後させていただけたらなと思います」

ーエルクリエイトの活動について教えていただけますか?

畑山:「一般社団法人 L Createは今で3年目になるんですけど、その前からずっとフリーランスのママさんのコミュニティを6年ぐらいやってまして、それが法人化した形になります。やってることは、本当に昔から月に1回みんなで集まって勉強会をしようっていうのを、6年ほとんど欠かさずに毎月毎月やってきました」

ー勉強会が始まりなんですね。そこからどのように活動が広がってきたんですか?

畑山:「今は勉強会から派生して、企業さんから事務とかSNSとかの代行のお仕事をいただいて、ママチームで、クリエイターや事務が得意な子などと一緒にチームを組んで仕事をさせてもらうことが増えていたりとか・・・あとはイベント企画ですね。私も教育にすごく興味があっていろいろと動いてるんですけど、その関係性で塾の方から集客イベントをしてくれとか、子供向けのイベントをやるんだけどちょっと運営に入ってくれないか、みたいなことは結構お声がけいただくので、そういうのでも活動させていただいてるっていうのが現在の活動です」

ーひらっくでも、たくさんイベントされていますよね?

畑山:「はい、毎月やっています。どなたでも参加できるオープンなイベントなのでお気軽に参加してください!」

「私の履歴書」をもとにトーク!

続いて、あらかじめ作成してもらった「私の履歴書」をもとに、畑山さんの人生について振り返ります。

高校卒業後百貨店に就職

ーまず、皆さんに人生グラフを見ていただきましょうか?ちなみに、横軸が時間、縦軸が人生の満足度です。上に行けば行くほど満足度が高いということになります。どのように描くのかは自由です。畑山さんの場合は高校卒業を起点に書いていただいています。最初は順調にグラフが上がってますね。

畑山:「高卒で就職してるんですよ、私。18歳で百貨店業界に入ってやりがいもあり、楽しく可愛がってもらいながらずっとずっと働いてきたんで、「このまま働き続けるんやろうな」って思ってたのがこの時期ですね」

ーガクッとグラフが下がったのが退職の時ですね。

畑山:「子供を産んで育休入って復帰したぐらいに、『働けないんや』みたいな現実があって、辞めざるを得なかった時ですね。この時は、目の前が真っ暗になった状態です。でも、その後は持ち直して、ずっと上り調子できています」

ーやはり最初の退職が大きかったんですね。ちなみに、百貨店ではどんなお仕事をされていたのですか?

畑山:「丸10年働いたんですけど、後半は婦人用品のバイヤーをしていました。商品の買い付けとか、新しい商品、トレンドを勉強して売り場に並べて・・・プライベートブランドの商品開発もやってました。東京などにある取引先によく行ってました」

ー婦人用品って具体的にはどのような商品になるんですか?

畑山:「婦人用品でぐるぐる回るんですよ。最初アクセサリーが一番長かったんですけど、そこから財布行ってハンドバッグ行って傘、スカーフとか。服よりは小物が多かったです。婦人の用品の部署にずっといたので、そこで売り場を点々と。定期的に異動があるのですが、婦人用品のみで動いてました」

ーもともと、そういった小物が好きだったり、百貨店の仕事に憧れがあったりいたのですか?

畑山:「それが全然なくって(笑)。高校卒業する時に大学には行きたくないって親に言ったんですよ。勉強したくないし、何がやりたいとかもその時特になかったので、いったん社会に出てみよう、と。何ができるか分かって、決めてまた勉強するのがいいんちゃうかなみたいな。で、高校卒で就職する際は、高校に求人が来るんですよね。求人一覧があって、そこからしか選べないんですよ。それ見てる時に、なんか一番良さそうなのどれかなって思ったら、バスガイドと百貨店が目に留まった」

ーそういう仕組みなんですね。なんか、バスガイドも似合いそうですけど(笑)。

畑山:「ちょっとバスに酔いがちやったんですよ。(バスガイドになったら)「酔うかも」って思って(笑)。じゃあ百貨店に行こうと思って受けて・・・だから最初は全然憧れもなかったです」

ー職場は女性が多かったんですか?

畑山:「高卒の同期が大体200人ぐらいいて、8割ぐらいが女性って感じでした」

ー憧れはなかったそうですけど、実際にやってみて仕事は楽しかったんですか?

畑山:「最初は接客でやってたんですけど、接客よりもバイヤー、『商品何がいいかなとか、これ売れるんちゃうかみたいな』って考える方にやりがいを感じて、そこから楽しくなってきましたね。で、いろんな取引先さんのところに行って展示会見て商品発注してみたいなのは、「これめっちゃ楽しいかも!」って思える仕事でこれでずっとやっていこうって思うようになりました」

ー結婚しても続けようと思っていましたか?

畑山:「思っていました。全く不満もなく、いい職場でした」

ーでも、そこに変化があったんですね。

畑山:「そうですね。育児休暇が終わって復帰したんですけど、以前のように働くのが難しくなったんですよ。会社は、配慮してくれたんですが、育児と両立するのが難しくて・・・結局、今後のキャリアのことも考えて退職することになりました」

ここまで、人生グラフをもとに畑山さんの半生を振り返ってきました。このまま続けても面白いのですが、この後に現在の仕事につながるターニングポイントがあったということで、次のコーナーへ。

写真で振り返る人生のターニングポイント

次のコーナーは、写真で振り返る人生のターニングポイント。ここでは、写真やスライドで人生のターニングポイントとなる出来事について語ってもらいました。

写真1 長女が保育園に

ー次の写真は。どんな写真ですか?

畑山:「これは長女ですね。長女が生まれて保育園に入れた時です。育休を取った時は大阪の市内に住んでたんですけど、その時待機児童がものすごくて。『2年待っても入れません!』みたいな感じやったんですよ。『2年待って入られへんかったらもう働かれへんやん』ってなって、で、交野に引っ越してきました。交野に引っ越してきたらすぐに入れるし、自分に何かあっても、主人のほうのお父さんお母さんが交野に住んでるので、見てもらえると思って引っ越してきて。ちょっと通勤距離が長くなるけど、ママを頑張ろうと思っていた頃です」

写真2 近鉄百貨店枚方店閉店の日

ー3枚目。これはわかります。枚方市駅前にあった近鉄百貨店枚方店が閉店した日の写真ですね。私もこの日最後を見届けに行きました。ある年齢以上の枚方市民にとっては思い入れがある場所ですよ。

畑山:「私は、ここで働いていたわけではないですが、たまに売り場を見に行ったりはしていました。この時は(閉店ということで)結構何日も通い詰めて、大セールみたいなののお手伝いをしていました。『枚方って結構こういう感じなんや』みたいな、枚方との最初の接点だった職場ですね」

写真3 ポーセラーツ

ー4枚目。お皿の写真が出てきましたが、これはなんですか。

畑山:「ポーセラーツって言うんですけどね、お皿に可愛い絵柄のシール貼って焼き付けるんですよ。子供のお名前や誕生日も入れられるっていう。これを趣味で習ってたんです。それを教室をしようと思って、辞めて、退職金使って、部屋をひと部屋、マンションの一室を借りて教室をスタートしました」

ー仕事場はご自宅の近くだったのですか?

畑山:「そうですね。すぐ一駅隣のマンションでやってたので、もう自転車で毎日行ってて、時間的な余裕と、あとはやっぱりその子供をちゃんと迎えに行けるっていう、母親としてちゃんとやってるみたいなのは得ながら、ちょっと趣味の延長線上で働くみたいなことをやっていた時期です」

写真4 くずはモールのワークショップ

ー5枚目。これは、くずはモールのイベントですか?

畑山:「ハロウィンのイベントがあるから、そこで子供たちを対象に『可愛いハロウィンお皿作れますよ、名前も書けますよ』みたいな感じのワークショップをやらせてもらいました。ちょうど、個人事業主としてやり始めた頃ですよ」

ー他でもこうしたワークショップをやられていたんですか?

畑山:「その他にも枚方ビオルネにある雑貨店、KURAWANKAの一角でやらせてもらってましたね。それまでは、自分で教室をやっていたんですけど、外でやることはなくて。初めてやったのが枚方ビオルネでした。ここは、毎月呼んでいただいてありがたかったです。おかげで知名度が上がって、結構遠方から来て下さったこともありましたね」

写真5 初のセミナー講師

ー6枚目は、セミナーの講師をされたときの写真ですか?

畑山:「そうですね。北大阪商工会議所の方から女性向けに『やりたいことで起業する』というテーマでしゃべってくださいとお声がけいただきました。セミナーの講師をするのはこの時が初めてでした。ここから商工会議所さんとの接点ができました」

ー具体的にどのようなお話をされたんですか?

畑山:「ポーセラーツで起業した話ですね。あとその時、個性心理学っていうのもやってたんですけど、それもママさんの子育ての相談カウンセラーっていうのをやってて。これらの話を交えながら、退職してやりたいことで起業するのはどういうことなのかということについてお話しました」

ー2021年ってことは、コロナ禍真っ只中ですよね。マスクしてお話しされてますし・・・初めてのセミナー、結構大変だったんじゃないですか?

畑山:「大変でしたよ!定員8人ぐらいのミニセミナーみたいな感じやったんですけど。なんか、『え、私がそんなこと喋っていいの?』っていうぐらいの時です。資料とか作るのもそんなに今までちゃんと作ったことなかったんちゃうかなっていうぐらいの時」

ーひらっくでされている畑山さんのセミナーはいつも大盛況で。畑山さんはそこでいつも堂々とお話しされているイメージなのでちょっと想像できないです(笑)。

ー畑山さんはなぜ、就職ではなく、起業という手段を選ばれたんですか?今回の大きなテーマなので、ここで聞いておきたいと思います。

畑山:「起業しかないと思ったんですよ。雇われたら、また同じことになるんやろうなって思って。やりがいのある仕事を続けられなくなったりとか、お迎えに間に合わないとか。一番は、子供が帰ってきた時に『おかえり』って言える働き方をしようって思ったんですよ。それを考えたら、もう起業、自分でやるしかなかった」

ー職場に復帰されて、やりがいが持てなくなったという経験をされてましたもんね。

畑山:「就職しても多分望むような働き方はできないだろうなというのはありました。自分は、子どもを(一人だけじゃなく)二人、三人と産みたいと思っていましたしね。自分のペースで、産んだ時にちょっとセーブして、復帰したらまた自分の働く時間増やしてみたいなのが自由にできるのは起業なんじゃないかなっていうぐらいで、選んだというよりはもうそれしかないっていう感じでしたね」

写真6 3人の子ども

ーこれはお子さんの写真ですね。 

畑山:「そう、うちの子供たちです。これは、6、7年前ですね。3人が仲良く写っているのがこれぐらいなのかも(笑)。今は、お姉ちゃんと男の子という構図になっています」

ーやはり、お子さんの存在が畑山さんが仕事をする上で力の源になっているんですかね?

畑山:「やっぱり子供がすごい大事なので、子供のために働いてるみたいなところはあります。だからどんな時でも子供優先にしていました。でも、他方で『やりたいことやってないお母さんって子供から見てどうなんかな』って思いもありました。やりたいこともやりつつ子供のこともやりながらっていうのを自分のなかのモットーに置いてやってきました。そういう姿を子供達にも見せたい。それも大事だなことだと思うんです」

ーここで、先ほどの人生グラフの話に戻るんですけど、畑山さんはお子さんができて成長するごとに人生の満足度が上がっているじゃないですか?これは、お子さんが成長されるごとに手がかからなくなって、仕事の時間が増えていることも影響していますか?

畑山:「そうですね。1人目の時は分からなすぎて、どうしたらいいかってなってたのが、2人目、3人目になったらだんだんちょっと要領掴んできて、時間も余裕ができてきましたね。だんだんだんだんこう、できる、動き出せる。動き出せるようになったら自然とやっぱり活動量も増えてきて、結果も出てきてっていう感じで満足度が上がっていきました。(人生グラフは)緩やかな上り坂って感じですね」

ーオフィスで拝見していて、ものすごく活動的というか、忙しそうにされているなぁというイメージがあります。やはり、「子育てしながら働けないなんておかしい」という怒りが原動力になっているのでしょうか?

畑山:「昔は怒りやったんですよ、社会に対して。『なんでやねん!』みたいな。でも怒ってるだけじゃどうにもならないなっていうのを途中で気づいてきて、今は育児離職をゼロにするっていう風に掲げてます。20万人ぐらい、1年で育児を機に離職する人がいてるんですよ。それをゼロにするんだっていう。見てるところはそこ、っていう部分を、今は「なんでそんな環境作られへんねん、社会が」みたいな不平不満じゃなくって、私たちがするんだみたいな。っていうところに変わってきましたね。怒りは最初の原動力でもありましたけど、今はどちらかというとポジティブな感じで。『ゼロにするぞ』みたいな感じでやってます」

写真7  仲間たち

ー8枚目。これは、コミュニティーを立ち上げたときの仲間の方ですかね?仲間づくりのコツについて教えてください。

畑山:「自分は、これがしたいんだってことを言い続けることだと思います。だからよく共感したって言われるのは、一人でやらないということ。一人でできることなんてたかが知れてんねんから。だから同じように思ってくれる人と一緒にやる、チームを組む、コミュニティに入ってそこでこう関係性を築いていくっていうことをしないと、もう本当にできることなんか少ないよっていうことを、言い続ける。それにハッと気づいて、そうやなって思った人が仲間になってくれるっていう感じですね」

ーそうやって増えてきているんですね。言葉の力ってすごいと思います。

畑山:「本当に、仲間になってくださいって言うことも。この人すごいここに長けてるなって思ったら、『力貸してください』みたいな感じでお誘いすることもあるし。一人でできないなってクヨクヨしてる子がいたら、『一人で全部やらんでいいやん、一緒にやろうよ』って言って声かけたり。そん中で、仲間が増えてきてる。言葉の力というか、思いを乗せて言葉にするみたいなところが重要なのかなとは思います」

写真8 家族のようなコミュニティー

ー最後の写真です。たくさんの子どもたちと、お母さんが写ってますね。これは、どんな写真ですか?

畑山:「L Create結成1年目の記念旅行みたいなのを会員さんと一緒にしたんですよ。これは、そのときの写真ですね。長くからずっと関わってくれてる人を呼んで行ったんですけど、思いのほか子供が多いなみたいな・・・子供も一緒に育ててるみたいな感覚です。みんなの子供の歳とか、好きなこととか、興味あることとかも知りながら一緒にやってるっていう形で。子供同士もみんな仲がいいんですよ。子供は子供同士で面倒見合ったりとか、遊んだりとかして。で、お母さんたちはお母さんたちでちょっとゆっくり将来のこと語り合ったりみたいな時間があります」

ーコミュニティーというか、大家族みたいな感じですね。

畑山:「本当に大きい家族みたいな形でやってます。これも多分、その子育て、子供に背中を見せるっていう私のそのモットーに共感して、みんなが入ってきてくれてたりするので、みんな本当に似てるんですよね。だからいい関係性で、本当に女性ばっかりの集まりなんですけど、全く面倒くさいことがないっていうのがうちの売りでして。変な人が入ってこない、揉め事がないという」

ーそれはいいですね。なかなかコミュニティを維持するというか、心理的安全性を確保するのがすごく難しいと思うんです。何かその心地がいいコミュニティにするために意識してることとかあるんですか。

畑山:「私は、本当にわからないんですよ、人の気持ちが(笑)。私が多分、その言ってる内容が変わらないっていうのがみんなの安心感なんだと思います。いろんなことに手は出すんですよ。面白そうと思って、いろんな事業に手を出したりとかするんですけど、結局その子供に背中見せれるのかとか、お母さんがまずチャレンジしてるのかとか、そういうところはずっと同じことを言い続けるので、それが大事やなって思う人が集まってるんだと思います」

ーリーダーがブレない。すごく重要なことですよね。

質問コーナー

ー最後に、質問タイム。会場の方からの質問を受けたいと思います。まず、事前にいただいた質問から。「起業にかかる費用だとか、効率のいい手続・方法、営業の開拓方法などわからないので、お伺いしたいというのがありました。」このイベントは、このような具体的なノウハウを提供する目的ではないので、ちょっと趣旨とは違うんですけどね。でも、せっかくご質問いただいたので、畑山さんは、こうしたノウハウをどこで学んだのか教えてもらえますか?

畑山:「ポーセラーツを初めてやった時に、何にも知らなかったんですよ。何にも学んでなくて。今まで雇われてて、いきなりマンションのひと部屋借りるから家賃発生するし、お皿いっぱい買わなあかんから在庫抱えるし、で集客もどうしていいか分からへんけど、最初はお客さんがめっちゃ来てたけど、自分の好きなものだけ作ったらもう終わっていくみたいな形で、だんだん減ってきて・・・家賃払えなくなって、閉めたんですよ。もうあかんってなって。あんまり何も知らんかったなって思って」

ー今では想像できないですが、最初はそんな感じだったのですね。

畑山:「そうなんです。これはまずいぞと思って、その次はもう、物を持たずにオーダーで受けようって思って、注文が入ったら作って売りますっていう、ネット販売みたいなことをやりました。それならお腹大きい時でも家でできたから、これはいいわと思ってたけど、結局それでも在庫抱えなあかんかったりとかするので、在庫だけ増えてきて・・・なんか家の大部分に白い皿があるみたいな状態になって(笑)。これもちょっと何か違うんちゃうかなって思いました。その辺から、『やばい、学ばなあかん』っていうのが分かってきて、で、次何かやる時は絶対ちゃんと専門の人に相談しようって思ったんですよ」

ーそれでどこに行ったんですか?

畑山:「商工会議所に相談にいきました。そしたら、補助金のこととか色々教えてもらって。もっと早く相談に乗ってもらったらよかったと思いましたよ」

ーハードルが高かったんですか?

畑山:「そうですね。相談に乗ってくださった方に『ここまでくるの、めっちゃハードル高かった』って言いましたもん(笑)。まだ開業もしてないのにいいんかなとか、融資とか言われてもそんなんよう借りられへんけど、何言われるんやろみたいな。私なんかが行っていいんかなみたいな状態で飛び込んだら、めっちゃ話聞いてくれました」

ー実際はハードルが高くなかったんですね。

畑山:「そうですね。『こんな(何も知らない)感じでも行っていいんですか?』って言ったら『いや、こんな感じでも来てほしいんです』って言ってもらったんですよ。だから、今は仲間にも『こんな感じでも行っていいらしいで』って言って繋いだりもしています」

ーでは、会場の皆さんの質問を受けたいと思います。

質問1:畑山さん自身は、女性と起業みたいなイベントに参加されましたか?

畑山:「そもそも、そのようなイベントがなかったですね。私たちのコミュニティーはないから作ろうと思って声かけてお茶会みたいなのからスタートして集まったんですよ。最初のお茶会で多分2、30人ぐらい集まって、『こんなにおったんや』って思いました」

質問2:ご家族は、お母さんの働き方を見て、どういう風に声をかけたりされてますか?

畑山:「主人は、もともと私の性格をすごくすごく分かってるので、言うことを聞かないとか相談もないとか分かってる。だから「勝手にやったら」みたいな・・・ただ「子供のことはきちんとしろよ」みたいな」

畑山:「結構仕事でほとんどいない人なので。なんですけど、主人のほうのお父さんお母さんと一緒に住んでるので。私がその仕事で出てる時は、家のことをしてくださる。お父さんお母さんも、自分たちが働いてる時におじいちゃんおばあちゃんが家を見てくれてたっていうのがあるから、自分たちが元気なうちはやるよって言ってくれてるんで、もし何かあった時にはきちんと面倒見ますので、みたいな感じで。わりと協力体制は強いですね。子供たちは私が『育児離職ゼロにしたい』って言ってるのに対して、そんなんできるわけないやんとかは言わないので。応援してくれてるのかな?」

将来の目標

ーそれでは、最後に将来の目標についてお話していただきます。私の履歴書にも書いていただいてますね。5年後は「望まない育児離職をなくす」10年後は「子供たちが巣立って自由」とありますね。

畑山:「今年中3の長女が義務教育を終えまして、一人終わっただけで『なんやこの解放感』みたいな感じです(笑)。これが全員終わるのが10年弱なので、自由ってそういうことかな。今後も活動はめちゃくちゃやっていきます!」

ー自由になった畑山さんがどんな活動をされるか楽しみです!本日はありがとうございました。

参加者の声より

参加者の方から以下のような感想をいただきました。

・とても前向きなお話で、ワクワクしながら聞かせて頂きました。

・何から動けばいいのか、整理ができた。自分の思いが絵空事ではないようにするために、動きたいと思った。

・ブレない想いは相手に届く!背中を魅せる!仲間作りにこの軸は大切なのだと、改めて思いました。

・育児離職をなくす!という夢に共感しました!!

畑山さん、そして参加者のみなさんありがとうございました!!

以上、「みんなのオシゴトークinひらっくVol.3〜ママ×起業×仲間で社会を変える〜」のレポートでした!

月一回のペースで開催!

「みんなのオシゴトークinひらっく」は、今後月一回のペースで開催。枚方で事業をされている方、フリーランスで活動されている方などをお呼びして、人生のターニングポイントについてお聞きします。ランチ会と同じく、お食事しながらリラックスして聞いていただけるイベントです。お気軽にご参加ください!!

具体的な内容については、ひらっくのホームページやSNS、館内ポスターをご覧ください。

枚方市立地域活性化支援センター

〒573-1159
大阪府枚方市車塚1丁目1番1号
輝きプラザきらら6階(管理事務室)

050-7105-8080

FAX:072-851-5384

開館時間 月曜日~土曜日 9:00~21:00
日曜日・祝日 9:00~17:00
貸室
受付時間
月曜日~土曜日 9:00~20:30
日曜日・祝日 9:00~16:30
経営相談
受付時間
月曜日~金曜日 9:00~17:30
この時間帯が難しい場合は、ご相談ください。

休館日:年末年始(12/29~1/3)