ブログ

2026.09.19

ひらっくコワーキング利用者インタビュー|A-design 赤谷尚人さん

A-design
赤谷尚人さんに
インタビュー


【ひらっくコワーキング利用者インタビュー】

話し手

赤谷 尚人さん(A-design 代表)

広告代理店のグラフィックデザイナーからネットショップのWebデザイナーを経て、2013年1月に大阪市内で起業(現在14年目)。地元である兵庫県川西市の事務所から、2023年に枚方市へと拠点を移転。現在は大阪と兵庫の2拠点で、デザインを通じて必要としてくれる方の課題解決に実直に取り組んでいる。

経営指導員

高崎健太(地域活性化支援センター管理部管理課ひらっく)

某金融機関で13年間勤務後、北大阪商工会議所に入所。創業・経営相談を通してビジネスモデルや資金調達、マーケティング戦略、事業計画書の助言を行う傍ら、ひらっくのコミュニティマネージャーとしてイベントや企画運営に携わり、インキュベートルームの担当も行っている。

聞き手

村西朱夏

ひらっくスタッフ。受付業務をしながら、施設の紹介、シェアオフィス会員をはじめとした利用者さまへのインタビューなど、つながる場と機会を作っている。オシゴトークをはじめとした交流イベントの企画や月刊ひらっく新聞なども担当。

書き手

大澤リサ(さわ/フリーランスライター)

企業の取材・インタビュー記事を軸に、採用・広報コンテンツなどを執筆している。強みは、聞き手として相手の言葉を引き出し、話すだけで広報・採用に使える文章へ落とし込むこと。自身もひらっくを利用し、経営相談などを通じてサポートを受けている。

ひらっくのコワーキング利用者にインタビュー 

起業や経営の相談ができる枚方市立地域活性化支援センター「ひらっく」のコワーキング・シェアオフィスは、利用者が気軽に集まり、コミュニケーションを通して、お互いのアイデアやビジネスを磨き合い、互いの起業や事業の成長につなげることを目指します。

大阪産木材を使用した、明るく開放的な空間の中、集中作業が可能な個別ブース、利用者同士が交流できるスペースを備え、テレワークや商談の場など様々なシーンでご利用いただけます。

同フロアにあるオープンイノベーションスペースでは、利用者同士の交流を促進するイベントや専門家によるセミナーを定期的に開催しています。

今回は、そのコワーキングスペースを定期的に利用されている、グラフィック・Webデザイナーの赤谷尚人さんにお話を伺いました。


(写真左 赤谷さん・右 ひらっく高崎)

赤谷さんは、2013年に独立して14年目に入るデザイナー。大阪市内で事業を始め、川西市、大東市と事務所を構えてきましたが、いまは事務所を持たず、自宅やひらっくのコワーキングを仕事場にしています。

なぜ事務所を手放したのか。一人で13年以上働いてきて、いま何を考えているのか。

ここまでの道のりと、ひらっくとの関わりについて伺います。

新卒で入った大手鉄道会社を辞めてデザインの道へ

村西:まずは、簡単な自己紹介をお願いします。

赤谷さん:A-designという屋号で、ホームページ制作とグラフィックデザイン全般をやっています。今年で13年と数ヶ月かな。27歳から独立して、もうすぐ15年目になりますね。

村西:それまでは、何をされていたんですか?

赤谷さん:もともと高卒で就職して、鉄道会社に入りました。

村西:デザインとは全く別の業種だったんですね。

赤谷さん:はい、駅員をしていました。約1年ごとに研修があって、1年ぐらいで車掌、その次は運転士になるんですけど、僕は運転士まで行く手前でやめました。電車の一番後ろで案内放送をしたり、ドアの開け閉めをしていました。 

村西:そこから、何かデザインをやりたいと思われたきっかけがあったんですか?

赤谷さん:実はデザインをやろうと思って辞めたわけではなくて、鉄道会社を辞めたのが先でした。

村西:差し支えなければ、辞めた理由を教えていただけますか。

赤谷さん:泊まりの時などの朝が早くてつらいなっていうのと、時間内に絶対行かなあかんというプレッシャーがきつかったことです。

夢に出るんですよ。遅刻するとか、ズボン履いてないまま仕事に行ったりとか。

村西:自分が行かないと動かないかもしれない、という責任がありますもんね。

赤谷さん:そうですね。それを高卒で感じてて、車掌になったら余計そういう責任が重くなって、運転士になるとさらに責任が重たくなると感じて、怖いなあと思いました。それで運転士になる前に辞めました。

村西:体制的に交代はできないものなんですか。突然の体調不良などは誰でも起こりますよね。

赤谷さん:交代はできます。元気かどうかは前日にも言えますし、当日の点呼で体調チェックもあります。

決まりはしっかりしてるんですけど、個人的な責任感みたいなもので無理して行ってしまってたんです。

村西:辞めたあと、どうやってデザインに出会われたんですか。

赤谷さん:きっかけは、職業訓練です。失業保険を受けながらハローワークで仕事を探している時に、たまたまデザインの講座があって興味をもったんです。それで申し込みました。

村西:もともと、絵を描いたりするのはお好きだったんですか?

赤谷さん:絵を描いたりもそうですし、彫刻とか物を作るのも好きでした。学校の選択授業ではだいたい美術を専攻していましたね。小中高はドラゴンボールの漫画を描いたりもしていました。

高卒で働いて、何年か経って、自分のやりたいことは何か考えた時に、たまたま職業訓練でデザイン講座を見つけて、Macの操作を覚えて、デザイナーになったという流れですね。

震災で、チラシが消えた 

村西:職業訓練のあとは、就職されたんですか。

赤谷さん:はい。広告代理店に入って、アミューズメント系のチラシを作っていました。そこではDMとかポスター、店内POPなども制作していて約4年ぐらい勤めました。

村西:紙からWebに移られたきっかけは何だったのでしょう。

赤谷さん:2011年の東日本大震災の時に、紙媒体が結構危ないと言われていたので、ホームページも勉強したいと思ったのがきっかけです。

村西:当時も大阪にお住まいだったんですよね。どのような影響があったんですか。

赤谷さん:大阪に住んでいましたが、全国にお客さんがいたので。当時、アミューズメント系のチラシが配れなくなって、チラシのご依頼がバタッと減ったんです。

職場にいながら紙媒体が減っているのを肌で感じていました。それで、これからはWebの勉強しなあかんかなって思ったんです。

村西:そこでもう一度、職業訓練に行かれたんですか?

赤谷さん:はい。職業訓練に通って、Webデザインの勉強をしました。

そのあと、ネットショップのWebデザイナーを1年しました。知り合いの会社だったんで、勉強しながらって感じです。

村西:デザインのお仕事は、トータルでどのくらい会社勤めをされたんですか。

赤谷さん:デザイン関係は5年ですね。職業訓練を挟んで、6年とか7年は経ってるんですけど、実質勤めていたのは5年です。そこから独立しました。

独立するつもりはなかった 

村西:独立は、いずれしようと考えられていたんですか。

赤谷さん:いや、全然考えていませんでした。きっかけは、知り合いのところでWebデザインをしていた時に、職業訓練で出会った人から「こんなんできる?」みたいな問い合わせがあったことです。

最初は会社の仕事と並行しながらお手伝いでやってたんですけど、ボリュームが大きくなってきたので、それなら独立して、自分の会社を持ってやってもいいなと思いました。周りにアドバイスをいただきながら開業した感じです。

村西:職業訓練でどういった方から問い合わせがあったんですか。

赤谷さん:職業訓練で一緒に勉強していた人です。独立して自分でネットショップをやるので手伝ってくれないかと連絡がありました。

僕はもともとグラフィック(チラシなどの紙)もできるので、それも踏まえて僕にお願いしてくださったようです。

その事業のデザイン部門担当みたいな感じでお手伝いさせてもらいました。 

村西:独立されて、生活とかお仕事のやり方とか変化はありましたか。

赤谷さん:安定はしなくなったというのがあります。でも、自分の時間で仕事ができるのはメリットです。

当時はデザインにどっぷりだったので、夜中でも気にせず仕事をしていました。いろんな仕事ができて楽しいなとだけ思っていました。

村西:独立されてからは、どちらでお仕事をされていたんですか?

赤谷さん:大阪で事業を始めたんですが、ずっと川西市ですね。事業をしながら、商工会の青年部の活動もしてたんで、そこのつながりで仕事はいただいてました。

村西:どんなジャンルのお仕事が多いですか。

赤谷さん:イベントが多いので、告知用のチラシやポスターを作ってほしいというご依頼をいただくことが多いですね。あとは、セミナーや企業の製品チラシ、パンフレットなどです。

一時はホームページがやっぱり多かったですね。作ってない人が多かったので、商工会に入ってから青年部のみんなからも声をかけてもらいました。

スクール系や企業サイトなど、いろんなジャンルを制作しました。

村西:今も、Webとグラフィックの両方をされているんですか。

赤谷さん:今はグラフィックが多いですね。Webの管理はしていますが、制作しているのはほぼグラフィック系です。

勝負は初校

村西:お仕事をされる上で、大切にしていることを教えてください。

赤谷さん:初校が大事やなと思っていて、最初に見せる時に、お客様の想像を超えることが大切だと思っています。

お客さんが「うわ、すごい」と、思ってた以上にリアクションしてもらえるように心がけています。

初校は何パターンも並べるというよりは、1つか2つに絞ってお出しします。

「こんな感じで考えてます」「ここはこうなんです」と、お伝えした時にさらに感動してもらえるものを制作するようにしています。

村西:質の高い初校が来ると、想像していたものと違ったとしても、しっかりと考えてくださったんだなって感じて嬉しいものですよね。

驚いて喜んでいただけたエピソードって、何かありますか。 

赤谷さん:プロレスのイベントのチラシのお客様とのエピソードですね。「かっこいい!赤谷君ありがとう!」みたいな感じでメールが来るので、毎回気持ちよくデザインさせてもらってます。

村西:そのプロレスのチラシ、赤谷さん的にポイントはどこだったんですか。

赤谷さん:主催の方を目立たせるデザインです。その人がかっこよくなるにはどうしたらいいか考えて制作しました。

海外のグラフィックデザインを参考にすることも多いです。もちろん、そのまま真似るんじゃなくて、パーツの配置や文字の入れ方からインスピレーションを得て、オリジナルで制作します。

日本人の方が見るんで、日本語ならこう見せた方がいいとか、そういうのも気をつけています。

何日も続いた深夜作業 

村西:お仕事をする上で大変だったことは何かありますか。

赤谷さん:情報誌の冊子デザインで、夜中ギリギリまでずっと仕事というのが何日も続いた時はしんどかったですね。

デザイナーは、先方がまとめた情報を最後にもらうんで、それを待たないといけないんです。「こことここを修正してほしい」って言われて、そこをいじったらバランス崩れるとかよくあります。

でも、そのぶん出来上がった時の達成感はありました。しんどさはあったけど、こんなもんやろうと思っていました。若かったからいけたのかもしれないです(笑)。

村西:今も夜中に作業することはありますか?

赤谷さん:今はないですね。冊子自体を今は作ってないんで、そういうことはなくなりました。だいたいひらっくに10時前ぐらいに来て17時にはもう帰っています。

村西:早いですね。

 

赤谷さん:たぶん経験を積んできたからだと思っています。デザイン制作だけでなくディレクションの部分も提案できるようになりました。

村西:経験を積んできて、仕事の量をコントロールできるようになったということですね。

赤谷さん:仕事量自体がそこまで多くないっていうのもあるんですけど、「これだけやっとけばいいやろう」みたいなのがだいたい分かってきたんです。

やらなあかんことだけバッとやって、やらんでいいことは次の日に回すとかの調整ができるようになりました。

今は日曜日と祝日を完全に休んでいます。

働くとは?自己成長とつながりを持てる機会

村西:赤谷さんにとって、働くとは何ですか。

赤谷さん:自己成長とか、つながりを持てる機会かなっていうふうに思ってます。

村西:つながり、というのは?

赤谷さん:新しいお客さんからお声かけいただいて、そこから新しいつながりができてという流れに、「あ、仕事してるんだな」って思います。

村西:自己成長のほうは、どういうところでしょうか?

赤谷さん:お客様からは毎回違う要望が来るので、全然知らないことでも調べて「何がかっこいいんや」「どういう見せ方が伝わるだろう」と応えていくことは、デザイン業だからできる自己成長なのかなと思ってます。

自分にも知識が増えるので楽しいですね。

村西:私も前職が広告代理店なんです。いろんな業界の人と仕事ができて詳しくなっていくのが楽しかったので、その感覚はすごく分かります。

赤谷さん:最初は話してても分からなくて、帰って気づいて「ああ、なるほどなるほど」みたいな。

だんだん深まっていくし、会話もできるようになる。次回、別のお客様とその話が来たらめっちゃ分かるんですよ。テンション上がりますね。

チームの中に入ってみたい

村西:今後、ご自身のキャリアやビジネスで達成したい目標はありますか。

赤谷さん:実はずっと考えたことがなくて…。今までと同じで、目の前の仕事を頑張ってたらなんとかなるやろうっていうところです。

村西:例えば、社員を雇うとか、デザイン以外のところへの展開というのは考えておられますか。

赤谷さん:デザイン以外のこともやりたいので、また会社に所属したりもしたいなって、ちょっと思っています。

フリーでこのままやっていくより、視野を広げてやっていけたらなと思います。

村西:会社に所属して、フリーランスと両方やる、ということですか。

赤谷さん:副業ができるのであればやりたいですし、それこそチームでやってる方にちょっと憧れます。チームを引っ張るというよりかは、中に所属したいですね。

村西:すでに独立されていて、なぜまた会社やチームに所属したいと思われているのでしょう。

赤谷さん:営業が苦手なので、会社やチームだと安定してずっと仕事ができるっていうのが大きいです。

副業が可能なら並行してやりたいなと思いますし、「うちの会社でちょっと手伝ってよ」とかあったら、やりたいです。言われてないですけど、全然(笑)。

村西:独立されてから長いから、またチームで働きたいという気持ちになられたのでしょうか?

赤谷さん:そうなんです。多分そうやと思う。ずっと一人やから。

打ち合わせで僕一人対複数の人たちとなった時に「あれってあれですよね」「どうでしょうか」みたいに相手が相談していたら、なんか話に入りたいなとか思ったりするんですよね。

自分一人の意見で決めるよりも、「それでいこうか。じゃあこうする?」みたいな会話を誰かとしたくなるんです。そういうのを最近ずっと思っていますね。

川西から1時間半!事務所を手放した理由 

村西:ひらっくを使い始められたのは、いつ頃ですか?

赤谷さん:去年の2月頃です。

村西:以前はどこでお仕事をされていたのでしょうか?

赤谷さん:2年前は大東市に事務所があって、その前は兵庫県の川西市で2年やっていました。

村西:ご出身も川西ですか?

赤谷さん:そうです、川西です。そこから結婚して、枚方に来ました。仕事自体はほとんど川西でしたが。

村西:枚方に引っ越されてからも、川西に通われていたんですか?

赤谷さん:枚方から川西まで1時間半ぐらいかけて約2年。「個人事業主なのに意味あるんか」って、みんなに言われながら通っていました(笑)。

それがもうちょっと疲れてきたんで、枚方と川西の間にある大東で仕事したら、体も楽になるかなと思って事務所を大東に移したんです。

大東市で2年やってたんですが、この2年でもう「枚方でいいや」っていうので、枚方に引っ越しました。

村西:枚方では事務所を構えようと思われなかったのですか?

赤谷さん:事務所でやる意味が、あんまりないと思ったんです。

もともとコワーキングにも行っていたので、Wi-Fiさえあればできるかなと。ひらっくができた時にも見学にきたんです。

車を持ってるから駐車場が無料っていうのも大きいし、金額的にも安いしっていうことで事務所を構えず会員になりました。

村西:ひらっくはどんなことに使われていますか?打ち合わせなどもされますか?

赤谷さん:打ち合わせはあんまりしてないですね。たまにオンラインぐらいです。

村西:ひらっくの職員さんにご相談もされていますか?

赤谷さん:特にしてないですね。

高崎:赤谷さんは最初だけですね。インキュベートルームのご紹介をさせていただきました。

ひらっくのコワーキングができた時に、奥様と一緒に見学に来られて、その時にインキュベートルームに興味を持っていただいたんです。

それでインキュベート入居に向けた事業計画書の作成をご依頼させていただいたんです。途中でお仕事が多忙になったとのことで、応募は取りやめになりました。今でもおすすめしているんですけどね。

赤谷さん:もうコワーキングの方で満足してるんで(笑)。

高崎:ですよね(笑)。

村西:ひらっくでは、1日はどのように過ごされているんですか?

赤谷さん:決まってないですけど、10時に来て朝メールを返して、急ぎでやらなあかん作業をして、気がついたらお昼で、ご飯を食べて、その後も作業して17時に帰っています。

集中してやる細かい作業は、家に持ち帰ってやることもあります。

村西:自宅とひらっくを使い分けられているんですね。

赤谷さん:そうですね。ひらっくではあんまり細かい作業はしていないですね。レイアウトを考えたりとか、アイデアを練ったりざっくりしたものが中心ですね。

自分でコワーキングを作ろうとしていた

村西:ひらっく以外のコワーキングにも、結構行かれていたんですよね。

赤谷さん:そうですね。枚方市駅近くのビィーゴも何回か行ってますし、大阪市内のコワーキングも行ってました。川西にいる時は、宝塚のコワーキングに行ったりもしてました。

村西:それぞれに特長や違いはありますか?

赤谷さん:梅田の北の方にある、下がカフェで2階がコワーキングみたいなところが、人もそんなに多くなくて、天井が高くて、雰囲気がめっちゃ良かったですね。

川西からは距離があるんですが、ずっと通っていました。

その後は、関西大学の「ミライズ」っていうコワーキングみたいなのがあって。そこも1年ぐらい行きました。

神戸のコワーキングにも行きました。泊まりで。

村西:泊まりというのは?

赤谷さん:神戸に移住ツアーみたいなのがあって。コワーキングとか、あとカフェを巡ったりとか、移住を促進する1泊2日のツアーがあったんです。

コワーキングを運営している人が、神戸市と一緒にタッグを組んでされたイベントみたいです。実は僕、川西市でコワーキング運営も考えてたんですよ。

村西:コワーキングを運営ですか!

赤谷さん:物件を押さえてなくて、いろいろしてたら他の人に契約されて、おじゃんになりました(笑)。

それこそ経営革新計画とか考えたり、補助金とか、そんなのも考えてたんですけど。

村西:ということは、いろいろ巡られたのは、コワーキングを作ろうと思ったからですか?

赤谷さん:そういうわけではないんですけど。フリーランスやから、いろんなところでやってみたいなと思って使っていました。

利用するうちにコワーキングが面白そうやなと思ったんです。

地域活性にもなるんちゃうかと思っていて、勉強のためにコワーキングのYouTubeも見ていました。

村西:またいつかやろう、みたいな思いはありますか?

赤谷さん:やりたいなとは思ってますけど、広さも必要なんで、現実的なところが分かってきたら、逆にやるのが怖いと思うかもしれません。

環境も、金額も、受付の人も◎

村西:赤谷さんから見たひらっくの良いところを教えてください。

赤谷さん:環境がまずいいですよね。空調設備もそうですし、トイレも綺麗ですし。

あと金額も安いですし、大きな窓があって、外からたくさん光が入る感じも、とってもいいなと思います。

あと、受付の皆さんが優しいです。

高崎:そこは重要ですね。

赤谷さん:いいところを挙げたら、きりがないくらい気に入っています。利用している人から見たら、いいところばかりなんじゃないかなと思います。

村西:では逆に、改善してほしいポイントがあればお聞かせいただけますか?

赤谷さん:嫁とも「全然ないな」と話していました。強いてですよ?強いて言うなら、みたいなところで…。

村西:ぜひ、お願いします!

赤谷さん:シェアオフィスのハードルの低いバージョンがあったら嬉しいなと思います。

人とつながりを作らなあかんとか、イベントを主催しないといけないとかのハードルが高いので、単純な個室ブースみたいなのが契約できたら嬉しいですね。

村西:お部屋ではなくて、ブースですか?

赤谷さん:そうですね。固定の自分の場所みたいなのがあると助かります。

高崎:ありがとうございます。そういったご意見は、こちらとしてもすごくありがたいです。

利用者さんに気持ちよく使っていただけるよう、いただいたお声はできるところから形にしていきたいと思っています。

村西:他の利用者さんと交流する機会はありますか?

赤谷さん:相手の方のお仕事の都合もあると思いますし、別にそこまで喋りたいとは思ってないけど、ちょっと喋りたいぐらいの存在。難しいですよね(笑)。

 

村西:お仕事の話ではなくて、雑談ですか?

赤谷さん:仕事の話も含んでいます。実際、名刺交換するタイミングも全然ないんですよね。

村西:壁面に紹介カードがあるんですけど、張り出されるとなるとハードルが高いでしょうか。スタッフが間に入ったほうがいいかもしれないですね。

赤谷さん:軽いアンケートみたいなのを取って、「名刺交換ぐらいだったら別にいいですよ」みたいなのを書いてもらえるとありがたいですね。

どういう人かが分かれば、話しかけるきっかけにもなります。

家で煮詰まっている人にひらっくはおすすめ!

村西:赤谷さんがひらっくに来られて、お仕事面でプラスになったこと、人生の中でプラスになったと感じることってありますか?

赤谷さん:集中して仕事ができるので、効率が上がりましたね。

時間内に仕事ができるのは、効率が上がっているからだと思います。環境が良いと過ごしやすいですし、メリハリのついた仕事ができますよね。

自宅だといろんなことが気になるんですよね。ひらっくでの効率の良さは体感で5倍は上がっていると感じます。

村西:メリハリがついて、時間内に終えられるようになったんですね。

赤谷さん:自宅で煮詰まってる人に、ぜひおすすめしたいです。めっちゃ集中できます。

村西:最後に、これからひらっくのコワーキングの利用を検討している方に、メッセージをお願いします。

赤谷さん:車がなかったら若干難しいですけど、逆に車が使える方は駐車場が無料なので便利です。

環境もいいし、スタッフさんもみんな楽しくやってらっしゃるので、枚方に住んでるんであれば、ぜひ来てもらいたいなと思います。お値段もお安いんで。

おまけ①:躍動感のあるデザイン

村西:これまでに読んだ中で、最も影響を受けた本はありますか?映画や漫画でも大丈夫です。

赤谷さん:一番は多分、井上雄彦やと思います。『バガボンド』とか。

村西:『バガボンド』は、どういうお話なんですか?

赤谷さん:宮本武蔵の話を、『スラムダンク』を書いた人が漫画にしているんです。

村西:どういうところが好きですか?

赤谷さん:内容っていうよりか、絵ですね。

白黒で描いてるのに、めっちゃ伝わるというか。躍動感とか、ほんまに戦ってるのが目の前で起こってるんちゃうかみたいな。展示会も2回行きました。

村西:何か影響を受けた部分はありますか?

赤谷さん:ん〜どうかなぁ〜、絵が好きなだけなんで。

でも、もしかしたら、今のデザインに活かされているかもしれないです。

村西:さっきのプロレスのチラシにも、そういう感覚がつながっているのかもしれませんね。

赤谷さん:そうですね。ちょっと躍動感がある奥行きがある感じとか、デザインのインスピレーションを受けていたかもしれません。同様に躍動感のあるドラゴンボールの絵も好きです。

おまけ②:誕生日が1日違い

高崎:ちょっと私から、渾身の一撃が。

前回の記事に登場されたwest rat'sの山本さんが、昨日、無事に理容室を開店されたのですが、赤谷さんが散髪に行かれたっていうのをお聞きしまして。

その何時間か後に、私も行かせてもらったんです。

赤谷さんと山本さんがまさかの年齢が一緒で、かつ、お誕生日が1日違いだったそうですね。

赤谷さん:そうなんですよ。

高崎:ちなみに、先輩はどっちなんですか?

赤谷さん:山本さんですね。11月22日と、11月23日。

最初は1個上と聞いてたので、1個上と思って話してて。で、「何年ですか」とお伺いしたら、「あ、ネズミなんですよ」って。

後ろで奥さんもびっくりしていました。

高崎:山本さんも、赤谷さんが来られてすごい喜んでましたよ。

村西:高崎さんが山本さんのお店をご紹介されたんですか?

高崎:そうなんです。コワーキングをご利用中の赤谷さんから「枚方市で良い散髪屋さんってご存知ですか?」とお話をいただきまして。

「知ってます! ドンピシャで、光善寺に開業する理容室があります。美容室も理容室も長年経験された店主さんで、しかもひらっくから創業を決意された方なので、いかがですか?」がスタートでしたね。

村西:開店初日から、たくさんお客さんが来られたそうですね。

高崎:はい、13名の方が来られたそうです。山本さんは初日の目標を10名とおっしゃっていたので、それを上回る滑り出しでした。

赤谷さん:リーズナブルでおしゃれですもんね。

村西:ひらっくを介して、人がつながっていくのを見られるのはスタッフとしてすごく嬉しいですね。インタビューは以上となります。ありがとうございました。

赤谷さん:こちらこそありがとうございました。

A-design:https://akatani-design.com/

Facebook:https://www.facebook.com/naoto.akatani

編集後記

お話を伺いながら、「初校が大事」という言葉に深くうなずきました。

説明したときに驚いてもらえるものを出す。締切前の夜中の作業も、毎回知らないことを調べる楽しさも、同じ作り手として身に覚えがあります。

「友達募集中です」という赤谷さん。ひらっくの5階には、実はそういう方もひっそりといらっしゃるのかもしれません。

ひらっくで赤谷さんを見かけたら、ぜひお声がけしてみてください。

枚方市立地域活性化支援センター

〒573-1159
大阪府枚方市車塚1丁目1番1号
輝きプラザきらら6階(管理事務室)

050-7105-8080

FAX:072-851-5384

開館時間 月曜日~土曜日 9:00~21:00
日曜日・祝日 9:00~17:00
貸室
受付時間
月曜日~土曜日 9:00~20:30
日曜日・祝日 9:00~16:30
経営相談
受付時間
月曜日~金曜日 9:00~17:30
この時間帯が難しい場合は、ご相談ください。

休館日:年末年始(12/29~1/3)